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君とはやってられへんわ

ト:「僕ね、最近悩みあるんですよ」
住:「ほー、どういった悩みですか」
ト:「助手席のオッサンが、自分はいっこも運転せえへんくせに僕を全然休ませてくれないんですわ」
住:「え?君、助手席にもオッサン座ってんの」
ト:「そのオッサンがまた、けったいな歌ばかりうとてますねん
そんで、休ましよらんのですわ」
住:「そらうっとおしい話やなキミ~
そんで一体、どんな歌うとてんの?」
ト:「い~つ~までも♪いつ~までもぅをぅをぅ~♪」
住:「オッサン、歌い方のクセが凄いな~」
ト:「走~れ走れ~♪いすゞのトラックうぅ~う~♪…言うて」
住:「そんなん言われてはるの、そら辛いなぁ…
せやけど適当に休みとらんと
かえって危険や思うで」
ト:「せやろ?もう限界やねん
ぶっ通しで4日も走らされててな」
住:「え?キミ燃費とかどうなってんの?!
そんで、どこへ向かわされてんの?
そっちのほうが気になるわ」
ト:「ほな今から寝かせてもらうわ、おやすみなさーい」
住:「オイオイ、せやけど急に今寝たあかんよあぶないし」
ト:「お前の~涙~も♪うぉれを止められない~♪」
住:「別に泣いてへんから
とりあえず、赤信号とかはちゃんと止まってこ、安全運転めっちゃ大事よ」
ト:「いまさら、失~う♪ものなど何もな~い~♪」
住:「あかんて!そんなヤケ起こしたらぶつかるて!
…あれ?そもそもキミ、いすゞやのうて日野レンジャーやないかい」
ト:「あ、そうやった」
住:「もうええわ!」
ト.住:「どうもありがとうございました~」